友達は今、転職を考えているようです。今はあまり景気がいいとはけして言えない状況なので、早まったことはしないほうがいいとは思うのですが、友達としては、もうその方向にしか考えられないという心境になっているようなのです。理由としては単純に、給料が少ないという理由からでした。それに話も違ったようです。一年ずつ、給料があがっていくと話を聞いていたのに、不景気だからとか、業績が悪いからとか、それだけの給料に見合う仕事をおまえはしているのかと上司から言われてしまったようなのです。
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それにかちんときた友人は、もうその会社への愛想がつきてしまったというわけなのです。会社の上司としても、今、やめられたら困るということなのですが、同時に、給料もあげることはできないという板ばさみになってしまっているようなのです。だから友人としては、自分がやめることによって上司の負担を軽減するのだと言っていますが、会社のほうとしては、そして上司としては、笑えない冗談ではないかと思うのです。しかし会社の方も、少し傲慢なところがあったのではないだろうかと思うのです。たぶん、それだけの給料に見合った仕事をしているのかという言葉に傲慢さが見え隠れしているような気がするのです。会社というのは会社自体で動いているわけではありません。会社が会社として成り立っているのは、その会社を支える人間たちがいるからだと思うのです。しかし、会社のほうとしても働いている人間の都合にばかり合わせていられないので、大変なのは大変なのだろうとは思うのです。